前回のブログで紹介したyoutubeの動画で
クルー達が
プラスチックについて調べに来たのにプラスチックから出した食品を食べるなんて
と話していたのが、とても印象的でした。
母がプラスチック入りの食品を良く購入してきます。
我が家は1ヶ月に行政指定のいちばん小さな袋を1つ出す生活を続けていたのに
今は1週間に一度行政指定のいちばん大きな袋を1つ出す生活に変化しました。
そこで母が話す事から、何故スーパーで買い物をしたいのか
と探りを入れて私の疑問を解こうと試みてみました。
私が聞いて推測した母の考え
1 ) スーパーはなんでも一箇所で揃う。彼方此方に行かないで済む
2 ) プラスチックパックに入っているものは衛生的、かつ責任問題に慎重(大手企業
だから)購入時安心感につながる
3 ) たまにスーパーの袋を貰うと、何かを捨てる時に便利
4 )手抜きできる食材や、直ぐに食べれる食品が売っている。
5 ) ポイントが貯まる
6 ) 家事(掃除など)を手抜きできるモノが豊富に売っている
まー密かに日々話す事から言葉を拾って調査をすると こんな感じでした。
なるほど〜と思いました。
最優先は便利さ。年齢的に沢山は歩きたくはないが歩くことも重要なのでスーパーまでは行くが、そこで全てを簡単に済ませたい。更に調理された物を買ったら簡単、プラスチック容器は衛生的、調理しないし使い捨て容器でガスや電気を使わないから経済的。母は昔は買ったパックのまま食卓に出すことなど無かった人でした。全て作っていましたしね〜。
(この作らなくて良い、容器のまま食べれば水も使わないから経済的とは、知り合いの私の年齢的に1つ下の3人家族さんも言っていました。お母様、知人、知人妹の3人家族の家でした。皆さん働いていて忙しい家族さんです)
母のような高齢者は出来上がった食品を買うのは多い事かもしれません。身体が思うように動かなくなり億劫なのです。
掃除も簡単に使い捨ての掃除道具を使いテレビで宣伝している除菌をしたい。除菌すれば戦前戦中のような衛生的では無い時代とは違い安心なのです。というのも高齢者ならではですね。
これで解ったのは、プラスチックは便利で衛生的で長期保存に最適!とプラスチック業界の戦略通りに信じている。という事ですね〜。
アインシュタインが言った言葉らしいのですが
先入観とは18歳までに身に付けた偏見のコレクションのことを言う
と何かで読んだのですが、その通りかも!と思わせる母の考えです。
母の幼少期から青春時代はモノが無い時代から豊かになった時代なのです
これは戦後の昭和の30年代に
国民所得の倍増計画が池田内閣のもとで掲げられた考えで、
電化製品に囲まれ、化学繊維品を身につけ、週刊誌を読み、インスタント食品を口にし、プラスチック製品を使うという生活そのものです。
なので、今私がやろうとしてもがいている事は、母の豊かな生活に逆行する事になるわけですね〜。面白い発見でした。所謂、貧乏臭い事なのです。
便利さと豊かさを感じるプラスチック生活
さて、この先入観を取り去るのに何をしたら良いのでしょうね。
動画は刺激的過ぎるような気もするし
文字はもっと伝わらないし
母はテレビっ子なので、テレビ番組などで取り上げて放送されると有難いのですがね〜。池上彰さんに提案したいくらいです笑。
母には彼の番組は影響力大なのでね〜。
少しずつ少しずつ、プラスチックが身体に良くない事、環境に多大な影響を及ぼしている事、他の生き物を絶滅の危機にしている事、地球は既に絶望的な事、だけど個人でできる事がたくさんある事、理解してもらいたい。と思います。
豊かさとは、もっと違うのだと理解してもらえたら嬉しいです。