chiruru-zのブログ

自分らしく環境問題に取り組むブログ

物の諦め方

少々障害を持つ姉が我家に引越ししてきました。

 

歳を重ねてからではお互いに体力が無くなり引越しは無理でしょうからね〜。

 

我家には物を捨てられない姉が引越してくる前から姉の荷物が倉庫に入っていました。姉は小さい頃から物を捨てれないのです。

 

それをどうにかしたい!

 

姉を受け入れるのに一部屋納戸として使っていた部屋の物を私も処分しました。

 

洋服は寄付し、家具は倉庫に。

 

姉の倉庫の荷物は引越し当日全て部屋に入れてしまいました。

 

全てが入らないことを承知で・・・ね。

 

可哀想に寝るスペースもありませんでした笑。

 

姉の引越し荷物を詰めるのは引越し業者にお願いしたので、前日、当日は姉に我家の掃除を手伝ってもらい荷物を受け入れやすくしました。

 

ベッドを二階に入れて頂くのに窓も外すので、姉に掃除を頼みます。

姉は引越しを自分でした事は一度もありません。障害があるので両親が全てしてしまいました。

 

毎回家族が姉の代わりに引越ししているので引越しの大変さを把握していない姉は

物を溜め込む一方でした。物が多いという事は大変な労力が必要とされる、という事も同時に把握して貰いたい。そんな目的で色々と重労働を可哀想でしたが課しました。

 

当日部屋を見て山のような荷物に呆然とする姉。

 

これ部屋に置けないからと持って来るものを全て 『 部屋に置けないのなら捨てるわよ〜  』と話します。

 

するともう一度考え、いる物、要らないものを吟味し始めます。

 

引越し前に母に言われ荷物を減らしているので姉は悩み抜きますよね〜笑

 

我家の倉庫に入っていた姉の荷物は ほぼ処分対象になりました。

 

今一番大切なのは手作り関係の本らしく、本を減らす事は出来ません。

 

悩んだ末に持って来るので、捨てる事を条件で受け取り 捨てたふりをして倉庫に入れます。

 

処分先を探すのも時間がかかるので、姉の眼の前から取り敢えず無くします。

 

だんだんと、自分に必要なモノ、不要なモノが見えてきた姉。

 

そこまで行くと簡単に選別ができるようで、姉の部屋はだんだんと片付いてきました。

 

で、出た言葉が・・・

 

もー持たない。

 

作戦大成功です。

 

子供も姉も同じで、自分で管理してもらえば大変さがわかり物を少なく持とうとします。

 

今姉の部屋は寝るスペースが確保されました。ひとまず ホッとできました。

 

ここまでくるのに、1ヶ月かかりました〜。

 

ここから先は、何かを買いたい時は、何処に置くの?と話せばいいのでモノが増える事を防げますね〜。

 

少々荒療法でしたが、姉には効果的でした。

 

ここから先、私は引取先を探しまくればよいだけ!

 

1ヶ月投げ出さず頑張った姉に感謝です。

 

姉には無理だと思っていたので、今回の作戦成功はビックリでした。

 

あ、因みに私に荒療法をされてしまったこと、

 

母にも姉にも内緒〜!

 

知られてしまったら、母は私を姉が障害を持っているだけに鬼だと言うでしょう。笑

 

でもね、お互いに快適に暮らすにはお互いに色々と譲歩しながら、色々と協力しないとね〜。

 

障害のある姉も色々と出来るんですよ〜。

 

何でも姉から奪ってしまったら、出来るコトも出来なくなる。

 

と私は思うのですがね〜。

 

最近は姉がお茶碗を洗ってくれるのですよ。姉はお料理はできないので私がね。

 

出来ることと出来ないことを分け合っていけば、楽しく暮らせていけそうだと思うのですがね〜。

 

ま〜10年20年経たないと結果はわかりませんがね〜。笑