chiruru-zのブログ

自分らしく環境問題に取り組むブログ

虫を触ろう! 夏休みにむけて

ぽこ33さんからコメント頂いて我家の子供達の小学生時代を思い出して。

子供に危険の無い虫を触らせませんか〜の提案です。

前にも何処かで書いたような気がするのですが………ね。

 

我家は子供が幼稚園の3年間 自然たっぷりの地方に住んでいました。

夏休み初めは昆虫採集で昼も夜も大忙し。

 

トカゲや団子虫 危険の無い小型の蜘蛛 沢蟹やザリガニ 

田舎にいそうな昆虫を 色々捕まえては 触っていたのです。

触った後は石鹸で手を洗い 洗い方も丁寧に教えていました。

 

都会に引っ越して子供が小学3年生位の時 担任の先生と話す機会があり

虫が触れる事を褒められたのです。 

話を伺うと

教室に虫が入ってきてしまい 子供達が授業中に 虫だ!虫だ! きゃー!

授業が中断。

女性の担任の先生も虫が触れず オドオド オロオロ

息子が無言でスクッと椅子から立ち上がり

虫を素手で捕まえ 窓から外にポイッと逃してくれたと話すのです。

 

我家では 普通の光景なのですがと話すと

どーやって 育てたのか質問されました。普通に と答えたのですが

 

逆に色々先生に質問して知ったのが

『 虫は汚いから触っちゃダメよ 』

と言う方がいると初めて知り理解しました。

 

先生は触れないのですか?とたずねると、触れません!力強く仰って………

 

その夜子供に 虫逃してあげたんだって? と聞くと

『 虫が嫌われていて可哀想でさ〜  授業中に騒ぐ程のことでも無いのに

    先生まで騒いでてさ〜 』と。

 

なるほどね、虫が可哀想だったのね。と理解できました。

 

 

私の拙いブログを見に来て下さる方は環境問題に興味を持って

いる方だと思うのですが、虫を子供の為に触れるでしょうか?

 

私は虫は大の苦手で、嫌いです。今では触りたくないし 触りません。

当時 私は子供のために我慢しただけ。

私も子供の頃は周りの大人に虫を触らせてもらっていたから の理由でした。

それが将来

コンポストを嫌がらない環境問題に耳を傾ける子供に育つ結果の1つになるとも

知らず 足の速いトカゲを中腰で追いかけていたのです!足速いのですよ〜トカゲ。

 

益虫にも役割がそれぞれあって共存していかないと歪みがでます。

我家では昔 母が除草剤をまいて 昆虫の生態系が崩れ 団子虫ばかりが大量にいました。

植物を植木鉢に植えても団子虫に食べられてしまい人間の口には入らない状態

コンポストを始め、その土を我家の土に埋め 牛糞や鶏糞まですき込み

生態系を戻すのに7年かかりました。

 

それは微生物や昆虫のおかげです。今ではミミズも戻ってきてくれました。

生態系が戻り昆虫が増えると植木鉢の野菜の被害が減りました。

微生物や昆虫の生態系のおかげです。

なのでね、この経験から子供達に虫を嫌いにならないでもらいたいなーとね。

 

 

触ってみて観察してみて 説明して 一緒に調べる 。

それがこれから先々環境問題を考え 地球を守ろうとする子供を増やす

キッカケになるのではないかな〜なんて思うのです。

虫からの草の根運動  笑

 

 

 

話すのが不得意なので長くなってしまいましたが

お子さんが虫を捕まえられない小さなうちだけ トカゲや虫を捕まえる手助けを我慢してあげて下さい。

小学生になれば、帰宅時  げ〜!と母は驚く事になりますが、自分で捕まえてきますから 母は触らなくてもよくなります。

 

我家は何の考えもなく ただただ自然に親しんだ結果

環境問題に耳を傾け 虫と共存している子供に勝手に成長していましたが

虫を汚いからと教えていたら 環境問題にも耳を傾けなかっただろうと思うのです。

 

それだけで環境問題を考える子供になるとは思いませんが

キッカケになるかもとね。

 

たまにトカゲに噛まれたりしますが 血が出るほどでもないですし

怪我して初めて捕まえ方も覚えるので、私は傷口を水道水でよく洗い

乾燥させるだけでしたが、気になるようでしたら病院へ行って下さいね。

傷にもよるしね。

 

夏休み 虫を捕まえて 触ってみて下さい!の提案でした。